〇産前・産後の身体の変化
妊娠中の体の変化
妊娠中はホルモンの変化によって体に多くの変化が起こります。
・エストロゲンやプロゲステロンの増加により、子宮が拡大して胎児を守ります。
・血液量が増え、心拍数が上がることで酸素や栄養を胎児に供給します。
・骨盤や関節はリラキシンというホルモンの作用で柔軟性が増し、出産に備えます。
・むくみや便秘、胸の張り、体重増加などもよく見られる変化です。
産後の体の変化
・子宮は収縮して元のサイズに戻る過程を辿ります。
・エストロゲンやプロゲステロンの低下により、気分の落ち込みや「産後うつ」につながる場合もあります。
・骨盤や筋肉の緩みが残りやすく、腰痛や尿漏れといった症状が現れることもあります。
ケアの重要性
産前産後ともに、体を冷やさず、栄養バランスを意識した食事、適度な運動や休息を心がけることが、心身の健康維持に役立ちます。産後は特に骨盤ケアが推奨されます。
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