
~膝への治療を続けても、痛みを繰り返している方へ~
「立ち上がる時や、出だしの一歩目が痛む」
「年だから仕方ないと諦めている」
「階段の上り下りで膝が痛い」
「走ったり、ジャンプしたりすると膝が痛い」
「起床時に膝が痛む」
「膝に水が溜まることを繰り返している」
「湿布や注射を続けているけれど、なかなか良くならない」
こうした膝の痛みで悩んでいる方は少なくありません。
しかし、一言で「膝痛」と言っても、子どもから高齢者まで、年代や生活、スポーツ、痛みが出たきっかけによって、考えられるものはさまざまです。
だから若松柔整では、膝が痛いからといって、最初から治療法を決めることはありません。
まず大切なのは、
**「今、膝に何が起きているのか」**
をしっかり確認することです。
## 膝痛といっても、考えられるものはさまざまです
例えば、成長期の子どもに多いオスグッド。
ジャンプやダッシュなどを繰り返すスポーツ選手にみられるジャンパー膝。
棚障害。
内側・外側側副靱帯の問題。
半月板損傷。
膝の内側に痛みが出る鵞足炎。
中高年以降に多くみられる変形性膝関節症。
同じ「膝が痛い」という症状でも、考えられる状態はこれだけ違います。
当然、必要な治療法も同じではありません。
だからこそ、
「膝が痛いから、とりあえず膝を治療する」
のではなく、まず膝そのものに何が起きているのかを確認する必要があります。
## まず、膝そのものをしっかり診ます
若松柔整ではまず、症状や発生機序を確認します。
そして、その症状によって、
**「具体的に、どのような日常生活に支障をきたしているのか」**
まで確認します。
その上で必要に応じて整形外科的徒手検査を行い、
腫れはあるのか。
熱感はあるのか。
どの動きで痛みが出るのか。
どこまで曲げ伸ばしができるのか。
関節可動域(ROM)はどうなのか。
こうした患部の状態を確認し、
**「膝そのものに、どのような問題が考えられるのか」**
を評価していきます。
転倒した。
スポーツ中に捻った。
ぶつけた。
急に腫れた。
熱感がある。
こうした場合には、当然、患部をしっかり確認することが重要です。
ここを飛ばして、いきなり「身体のバランスが原因です」と考えるわけではありません。
**まず膝そのものをしっかり診る。**
これが大前提です。
## それでも「膝が痛い=膝だけが原因」とは限りません
ここからが、私たちが臨床で大切にしているところです。
膝そのものをしっかり評価したうえで、
**「本当に膝だけを見ていればいいのか?」**
という視点を持ちます。
そして、現段階で考えられる原因について仮説を立て、治療方針と本日のゴールを設定します。
最終的には、検査や治療を通じて仮説と実際の変化が一致するのかを確認し、その結果をもとに治療計画をご提案します。
実際の臨床では、腰部や腸腰筋など、膝から離れた場所へのアプローチによって、膝の痛みや可動域にその場で変化がみられるケースを私たちは経験しています。
場合によっては、まだ膝そのものを直接施術していない段階で、
「さっきより痛くない」
「膝が曲げやすくなった」
「歩きやすい」
と変化を感じられることもあります。
患者様からすると、
「膝を触っていないのに、どうして?」
と驚かれることがあります。
しかし、身体は膝だけで動いているわけではありません。
腰部、骨盤、股関節、腸腰筋、体幹など、さまざまな部分が連動して動いています。
だからこそ、症状が膝に出ていても、症状に影響している要因まで膝だけにあるとは限らないのです。
## 湿布や注射を続けても変化が少ない場合
膝に湿布を貼る。
膝に注射をする。
膝周辺をマッサージする。
もちろん、それによって症状が軽減する方もいます。
しかし、膝への治療を続けてもなかなか変化がみられない場合、
「もっと膝を治療すればいい」
と考えるだけではなく、
**膝以外に症状へ影響している要因がないか**
を確認することも大切だと私たちは考えています。
実際に、腰部や腸腰筋などへのアプローチ前後で痛みの度合いや膝の動きを確認すると、膝を直接施術していない段階でも変化がみられるケースがあります。
もちろん、
「膝が痛いのは、すべて腰や腸腰筋が原因」
という意味ではありません。
だからこそ、検査が必要なのです。
## 「膝を見る」と「身体全体を見る」の両方が必要です
若松柔整では、膝痛の方に対して、
まず膝そのものの状態を確認する。
↓
必要に応じて整形外科的徒手検査を行う。
↓
さらに腰部、腸腰筋、骨盤、股関節、身体全体のバランスなどを確認する。
↓
どこへのアプローチで、痛みや可動域に変化が出るのかを確認する。
↓
変化を確認し、最終的な治療計画をお示しする。
という流れを大切にしています。
**膝だけを見るのでもない。**
**身体全体だけを見るのでもない。**
まず患部をしっかり評価する。
そのうえで身体全体をみて、症状に影響している要因を探していく。
そして、その方の原因に合った治療法を選ぶ。
これが若松柔整の膝痛に対する基本的な考え方です。
## 「年齢のせい」「使いすぎ」で終わらせない
成長期だから。
スポーツをしているから。
年齢を重ねたから。
もちろん、それらが膝への負担に関係することはあります。
しかし、それだけで終わらせてしまえば、
**「では、なぜ同じ年代、同じスポーツをしている人でも、痛くなる人とならない人がいるのか?」**
という疑問が残ります。
膝そのものの状態。
身体の使い方。
腰部や股関節との関係。
骨格のバランス。
身体を支える筋肉の状態。
さまざまな部分を確認することで、その方の膝痛に何が関係しているのかが見えてくることがあります。
## 膝の痛みを繰り返している方へ
「ずっと膝だけを治療しているけれど、なかなか変わらない」
「スポーツを休むと楽になるけれど、再開するとまた痛くなる」
「年齢のせいだから仕方ないと諦めている」
そんな方にこそ、一度、
**「自分の膝痛には、何が関係しているのか」**
を確認してほしいと思っています。
若松柔整では、膝そのものをしっかり評価したうえで、身体全体を確認します。
そして、どこへのアプローチで変化が出るのかをみながら、その方に必要な治療法を考えていきます。
最後に、大事な考えを申し添えます。
原因が明確ではない膝痛の場合、痛みが出ている膝だけでなく、**骨格のバランス、身体を支える筋力、腰部や股関節、神経など、ご本人が気づいていない問題が症状に影響している可能性も考える必要があります。**
そして、その問題に気づかないまま日常生活を続けることで、小さな負担が少しずつ積み重なっていくことがあります。
**雫が石を削るように、身体への負担も毎日の積み重ねです。**
だから、「単なる膝痛」「年齢のせい」と最初から決めつけないでほしいのです。
レントゲンなどの画像検査で確認できることはもちろん大切です。
それと同時に、実際に身体を動かし、痛みや可動域がどのように変化するのかを確認する検査にも大切な役割があります。
膝の痛みを繰り返している方は、一度ご相談ください。



















