
前回は、
「痛いところはない。でも、なんとなく調子が悪い」
という不調についてお伝えしました。
そして、その原因は姿勢や筋肉だけでなく、睡眠、ストレス、生活習慣など、様々な視点から考える必要があることもお伝えしました。
今回は、その中から特に、
「栄養」と「自律神経」
について、もう少し掘り下げてみます。
タンパク質は「筋肉をつける人」だけに必要なのではありません
栄養について考えるとき、まず知っていただきたいのがタンパク質です。
タンパク質というと、
「筋トレをしている人が摂るもの」
というイメージを持っている方もいるかもしれません。
しかし、タンパク質は筋肉だけではなく、皮膚や臓器など身体をつくる大切な材料です。
酵素やホルモンなど、身体の様々な働きにも関係しています。
必要な量は年齢、性別、身体活動量などによって異なりますが、大切なのは、
「食事をしている=身体に必要な栄養が十分に摂れている」とは限らない
ということです。
栄養は、身体だけでなく心の健康にも関係します
タンパク質や鉄などの栄養素が関係するのは、筋肉や身体づくりだけではありません。
セロトニンやドーパミンなど、気分や意欲に関わる物質が身体の中でつくられる際にも、タンパク質から得られる栄養や鉄などが関係しています。
だからこそ、身体だけでなく心の健康を考えるうえでも、毎日の栄養は大切です。
もちろん、
「タンパク質を摂れば気分が良くなる」
「鉄を摂ればイライラしなくなる」
という単純な話ではありません。
心や身体の状態には様々な要因が関係しています。
栄養も、その一つとして考えることが大切です。
鉄不足が、疲れやだるさにつながることもあります
その栄養の中でも、特に知っていただきたいものの一つが鉄です。
鉄は、血液中のヘモグロビンなどの構成成分として、全身へ酸素を運ぶために重要な役割を担っています。
特に女性では、月経などによって鉄が不足しやすい場合があります。
鉄が不足して貧血になると、疲れやすさやだるさなどにつながることがあります。
ただし、
「疲れているから鉄不足」
と自己判断するのはおすすめできません。
鉄は多く摂れば良いものでもなく、必要に応じて医療機関で検査を受けることも大切です。
ダイエットを考えるうえでもタンパク質は重要です
ここまでお伝えした栄養は、不調だけでなく体重管理を考えるうえでも重要です。
ダイエットというと、
「食べる量を減らせばいい」
と思われがちです。
しかし、タンパク質は筋肉を維持するためにも重要な栄養素です。
筋肉量や身体活動は、身体のエネルギー消費にも関係します。
そのためダイエットでも、
「とにかく食べない」
のではなく、必要な栄養を摂りながら筋肉を維持し、身体を動かしていくという考え方が大切です。
健康。
心の状態。
体重管理。
一見別々に見える問題でも、身体に必要な栄養をきちんと摂ることは、どれを考えるうえでも大切です。
栄養とともに考えたい「自律神経」
ここまで栄養についてお伝えしてきました。
しかし、「なんとなく調子が悪い」という不調を考えるうえで、栄養とともにもう一つ知っていただきたいのが自律神経です。
自律神経には、大きく分けて、
交感神経と副交感神経
があります。
分かりやすく自動車に例えるなら、アクセルとブレーキのようなものです。
交感神経は、活動したり緊張したりするときに働きます。
一方、副交感神経は、休息するときなどに働きます。
どちらが良い、悪いというものではありません。
大切なのは、その時々の状況に応じて身体が適切に切り替わることです。
「休んでいるのに休めていない」状態になっていませんか?
では、普段の生活を振り返ってみてください。
仕事で一日中パソコンを使っている。
仕事が終わっても、ずっとスマートフォンを見ている。
人間関係や仕事のストレスが続いている。
布団に入っても仕事のことを考えている。
身体の緊張が抜けない。
なかなか寝付けない。
眠っても途中で目が覚める。
こうした状態が続くと、身体が活動・緊張モードからうまく切り替わらず、交感神経が優位な状態が続くことがあります。
自動車に例えるなら、
アクセルを踏み続けているような状態です。
身体は休んでいるつもりでも、なかなか「休息モード」へ切り替わらない。
その結果、
「寝たはずなのにスッキリしない」
「朝から身体が重い」
と感じることもあります。
だからこそ、
「疲れているから休めばいい」
「肩が硬いから揉めばいい」
だけではなく、その背景まで考えることが大切です。
身体の不調を、もう少し広い視点から考える
姿勢や筋肉。
睡眠。
ストレス。
自律神経。
食事や栄養。
運動。
生活習慣。
身体の状態には、様々な要素が関係しています。
だからこそ若松・みらい整骨院では、
「今出ている症状をどうするか」だけではなく、「なぜその状態になっているのか」
を考えることを大切にしています。
もちろん、すべての不調を整骨院で対応できるわけではありません。
症状によっては医療機関での検査や治療が必要です。
しかし、
「痛くはない。でも調子が良くない」
「寝ても疲れが取れない」
「なんとなく身体がスッキリしない」
そんな悩みを、
「どこへ相談したらいいか分からないから、そのままにする」
必要はありません。
身体の状態だけでなく、必要に応じて生活習慣や栄養なども含めて原因を考えていく。
「痛くないけど、なんかスッキリしない」
そんな身体のお悩みも、若松・みらい整骨院へ一度ご相談ください。



















